男鹿和雄展

今日は、男鹿和雄展を見に東京都現代美術館に行ってきました。


男鹿和雄氏はジブリの絵職人といわれ、主に背景画を描いていたそうです。

あいにく、僕は『平成狸合戦 ぽんぽこ』と『耳をすませば』くらいしか見たことがないので、もしかしたらブログで説明するまでもなく、僕と同世代の方は知っているのかもしれません。




今回は友人3人で行ったのですが、想像以上の長蛇の列で、なんとなんと160分も待ちました。

途中、ジブリ作品に登場する音楽がフルートで演奏されると、拍手がおきました。



館内では、各シーンで実際に使用された絵や下書きなどを見ることができるほか、様々な演出方法を学ぶこともできて、興味深かったです。最後に、トトロ折り紙をしました。

(以下、転載)


男鹿和雄(おがかずお 1952年秋田県生まれ)は、アニメーション美術という仕事において、その作品の舞台となる背景画を数多く描き続けてきました。

特にスタジオジブリ作品では、「となりのトトロ」(1988年)の美術監督として初めて映画作りに参加。

昭和30年代の日本の澄んだ空気を鮮やかな色彩で表現し、かの名作を生み出す重要な役割を担いました。

その後も、リアルに描かれた現代の風景と淡い色彩による記憶の中の風景との対比が興味深い「おもひでぽろぽろ」、狸の棲む里山の四季のうつろいを活写した「平成狸合戦ぽんぽこ」、東北人ならではの感性でエミシの村や太古の森を描いた「もののけ姫」と、多くの作品に美術監督として携わり、そこに描かれる美しい景色は、数多くのシーンを支えてきました。

本展は、スタジオジブリ、および三鷹の森ジブリ美術館の全面協力を得て開催する、本格的な背景美術の展覧会です。

これまで資料として保管され関係者以外は観ることができなかった背景画を中心に、作品点数600点以上というかつてない規模で一般公開いたします。

ジブリ作品に携わる以前のテレビシリーズや劇場映画作品までさかのぼるなど、アニメーションの仕事はもちろん、女優 吉永小百合による原爆詩朗読会「第二楽章」シリーズのために書いた挿画など現在に至るまで、“絵職人”男鹿和雄の幅広い活動を一度に観ることができるまたとない機会です。

[sourece]http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/