高尾山から小仏へのトレッキング
今日は、朝8時半に高尾山に集合して楊さんと2人で高尾山から小仏までトレッキングをした。
京王線で高尾駅を過ぎると、辺りは雪化粧をし、都会とはまったく違った雰囲気だった。僕らは降り積もった雪の上を歩いて頂上を目指すことにした。場所にもあるが、足首まで雪が積もっていた場所があったのには驚いた。朝、スニーカーで行こうかと一瞬躊躇したが、登山靴にしてよかった。
高尾山の頂上につくと、富士山や都心、みなとみらいのビル群がはっきりと見えた。快晴だったおかげでスカイツリーも見えた。これには驚いた。都心からこれほど近くに気軽に登れる山があるのは、なかなか贅沢だと思った。富士山や箱根も決して遠いと言える距離でもない。改めて東京は周辺の自然に恵まれた都市だと思った。
真冬の山はさぞかし寒いだろうと想像したが、セーター2枚に安いダウンを1枚着て、ニット帽と軍手も用意したので全く寒くなかった。というよりも、高尾山などは山と言えるほどの標高ではないからだったのかもしれない。ましてや、晴天に恵まれたため太陽の暖かさにも恵まれた。山の頂上で食べるなめこ汁は格別で、楊さんが持参したガスボンベで沸かしたコーヒーも美味しかった。冬山は動物も少ないせいか、完全な静寂に包まれていた。普段は都会の喧騒に囲まれているだけに、心が落ち着いた。
コーヒーを飲んだあとに降りる道を間違え、小仏トンネル付近で山を下りてしまった。途中の道は崖で道幅が狭く、ややもすると崖から落ちそうになった。また、雪解けで地面がぬかるんでおり、尻もちをつきそうになったことが何回もあった。本来ならば小仏トンネルの上を超えて陣頭山まで行く予定だったが、今回は都心に引き返すことにした。悔しかったが、良い気分転換と運動になった。