姫路、神戸之旅

XとXの友人夫妻と4人で、姫路と神戸に行ってきた。初日は、早朝に高速を飛ばして姫路まで行き、僕とXが姫路城を観光して、電車で神戸に戻って夫妻と合流した。その後、有馬温泉、六甲山を巡り、尼崎で一泊した。翌日は、神戸の北野にある異人館や中華街を巡り、帰路についた。


姫路城には開門前に着いたため、ベンチで膝枕をしてもらっておしゃべりをしていた。入門後も天守閣の下にあるベンチで30分ほど同じことをしていた。周囲の視線や話し声は、目前に広がる一面の蒼い空や静けさの中で聴こえるセミの泣き声の美しさと比すれば取るに足らないことであった。

午後は有馬温泉へ。人が多かった。金の湯、銀の湯へ入り、おもちゃの博物館を見学したた。夕方は、六甲山へ。大阪湾が一望できた。飛行機雲を眺め、夕陽を眺め、そして夜景を眺めた。関空神戸空港に離着陸する飛行機も見ることができた。山頂の静けさの中で見る夜景は格別で、物思いにふけってしまった。夜は、なかなか趣のある古民家に宿泊した。


翌日、異人館へ。夫妻とは別れ、Xと2人で館を巡った。途中、カフェテリアでビールとチーズを食べた。暑い中坂道を登っていくと、うろこの館に辿りついた。ここからは、登って来た坂道はもちろん、神戸市内や神戸港を見渡すことができた。その後、ふもとまで戻り、夫妻が戻ってくるまでしばし古い館を改築したスタバで休憩した。その後、中華街を散歩し、帰路についた。


豊田市に戻ってからは、Xの家でしばしまったりした。カップラーメンを2人ですすり、上海での生活の話やら、旅を共にした夫妻に関する世間話やらを話した。ソファで映画を観たが、しばらくして眠くなったので、帰宅した。


これで2人で一緒に過ごすのも最後だと思う。彼女には、上海に戻っても頑張って欲しいと思う。