○○の秋にしようと思わせるもの

秋めいてきた、というより、暦のとおり季節は冬に向かいつつあるようだ。
部屋の中を裸足で過ごしてきたが、そんな日々もしばらくお預けになるだろう。


先週、「基本情報技術者」なる試験を受けた。自己採点したところ、午後の点数が足りなかった。1〜2ヶ月スキマ時間をつくってコツコツ勉強してきた。あわよくば、という思いはあと一歩のところで散った。惜敗。目標は「応用情報技術者」だ。これに合格しないと弁理士試験の選択免除にはならない。来月には中国語検定もある。また計画を練り直して勉強するぞ。


本棚を整理した。僕の本棚は書類でいっぱいになっており、主役の本は畳の上に置かれていた。そこで、主役をもう一度ステージに登場させた。すると、登場人物が出るわ出るわ。適当に分類してみた。何度か繰り返し読んだ本、さらっと読んだ本、興味を持って買ったけど未だ読んでいない本、いつか読むだろうと思ってとりあえず買った本、他人からもらった本―。ステージで表現しているのは僕だということに気が付いた。そして横や縦に並んだ背表紙をじっとみて、これまでとこれからのストーリーを描いてみた。


学生時代に知り合った友人はどうしているのだろうと気になった。先日ふとメールが来たので。彼は青森で新聞記者をしている。ウェブで彼の名前を検索してみると、いくつかの記事がヒットした。いろいろな人に取材をしていた。想像の域を超えられないが、彼の頑張っている姿や苦労している姿がふと思い浮かんだ。僕も頑張ろうという気持ちになった。


さぁ春が来るまで心を引き締めて頑張るぞ。今日はそんなことを思った。


○○の秋―。


毎年の恒例行事であるがごとく耳にするこの言葉。今年は僕には必要なかったかもしれない。